大きな地図で見る
多くの本には記載が無いのだが、境内の由緒書で知った一之宮。
島根県松江市八雲町にある社。
火の発祥の神社として「日本火出初之社(ひのもとひでぞめの
やしろ)」とも呼ばれ、
出雲大社と共に出雲国一宮である。
意宇六社の一つ。
御祭神は神祖熊野大神櫛御気野命とある。
これは素戔嗚尊の尊称だそうで、御気野は食事を主として
人々の衣食住に広く神威を導く日毎に蘇生の縁を結ぶ
ムスビノ大神との意味合いだそうな。
手水舎
随身門
この写真は気に入ってます。何か日本らしくない?
|
土俵もキッチリとあります。
舞殿
拝殿
鑽火殿
素戔嗚尊は「檜の臼、卯木の杵」で火を鑽り出す法を
教え、その神器である臼と杵を奉安してある建物。
出雲国造は大神の霊幸い給う神器の火きり臼・火きり杵を
拝載し鑽火して火継=霊継の式を仕えなければ、その職を
襲職することができない。この儀式を経るコトで大神の
霊威を戴き神性国造をなるそうな。
荒神社
手水
稲荷神社
伊邪那美神社
稲田神社
素戔嗚尊の妃の社。両手に母親と嫁さん。
幸せな祀られ方ですな。
境内はいたる場所で、このような苔生してます。
イロイロな社の境内社で見かける熊野社の元締めは
三重県熊野にあるもんだと勝手に思い込んでいたけど
全然違った・・・
元締めはここ島根県の熊野大社のコトだと思うが、それは
日本火出初之社として国内において初めて火を制御した社と
云うコトに因んで全国に伝播したからなんだろうな。