2007年6月16日土曜日

伏見稲荷大社

行ってきました、お稲荷さん
CMとかで存在は知っていて「千本鳥居か・・・いいのぅ」と
感じていたんだけどメインとなる場所から、ちと離れているため
なかなか足を運ぶことができなかった場所。



着いてビックリ!山なのね。。。

しかも案内板を観ると千本鳥居が終了するあたりは
まだまだ道半ば・・・更に上が相当ある。。。
この手の山はデカく、当日は他にも回る予定があったので
アッサリと制覇は諦め、体力が持つ範囲で満喫すべく
納得感がある部分の「三ツ辻」あたりを頂点に回ってみようかと。


そんな感じで登り始めた訳です。
いやいやCMのまんまの世界がそこにある訳です。
壮観ですなー。当日はピーカンでは無かったけど
薄日が鳥居の狭間狭間から差し込んでくる。
しかも近い前後に人はいないから隔絶の感が強く漂う。



このまま異世界に導かれるのでは・・・
そんな不思議な感覚を覚えつつ進んだ。
だが天邪鬼は気になっていた点を見つめずには
いられなかった!

 1.鳥居は金属性?朱が塗ってあるから、やはり木製か?
 2.ならば歳月と共に腐食しないか?するよな・・・
 3.ならばその跡地はどうなるのか???

こんな疑問を抱いていたので、ふと鳥居の足に目を落とすと!
やはり痛んでいるモノもあれば、空いているスペースも・・・
しかし長い年月の間に腐食→撤去となれば、もの凄い
歯抜けになるはずなのに。。。
更に歩を進めると、設置予定者の札が!
丁度、植木鉢に植物の名札があるように!
これで最初の疑問が払拭されました♪
 
しかし新たな疑問が。
 
 4.腐食した場合、奉納者は撤去でOKなのか?
 
これは奉納しなければわからんので、疑問のまま。
ただ設置期間が数週間という時間ではないので
OKなんでしょうな。
 
 
さすが伏見稲荷。イロイロな稲荷様があります。
こんな初めての稲荷様も。。。
 

三ツ辻まで進んでいく過程で、奉納前の新鳥居が
ヤマとなって積んでいる場所がありました。
ここまで上げるの大変よなー。
 
三ツ辻には茶屋があり、更なる上部への補給地点として
機能しているよう。
一息付いたけど当初キメの通り、そこから左折し山を下った。
 
暫く下ると不思議な一角が!集合墓地?と見紛うばかりの
謎の密集地。
よくよく見てみると各地の神社・稲荷から分社された社が無数に!!
聞いたことある神社もあれば、初体験の新興宗教?と
思われるものまで。。。
 
全国の神社が出しているんだろうな。。。
元は秦氏の氏神さまだったらしいし、戦前は稲荷神社だったらしい。
戦後に神社本庁は伊勢神宮を本宗としているけどが、伏見稲荷と
してはそれを受け入れること、まかりならん!という理由で
伏見稲荷大社になったらしいしね。。。
 
その一角にいる狛犬は稲荷さまのように赤い前掛けが♪
 
こんな神使まで・・・
今となっては平和な関係なんだろうけど、王道とは異にする
歴史を経る中で、同じ志のモノ達までも惹き付けたんだろう。

混沌としたモノ達が集い、常ならざるオーラが漂う異空間
こんなフレーズがしっくりくる一角でした。
 

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