2009年4月10日金曜日

玉祖神社

周防国一之宮
山口県防府市大崎1690
0835-25-2148
 

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JR山陽本線・防府駅北口からバスです。
防長バスで最寄のバス停「玉祖神社前」まで達する「落合」行きの
バスは6本/日。
これは完全徒歩で2時間コースか?と覚悟しつつ、駅の観光案内所に
相談すると、頻繁に出ている便で、近くのバス停「県立総合医療
センター前」までバスで残りは歩いたら?との提案あり。

乗りました、その提案&バスに。天気も気候も良かったのでね。

「県立総合医療センター」まで約15分。信号も少ないローカル道路を
疾走するので、距離としては4~5kmあったと思われる。

ポイントは、この「県立総合医療センター前」でシッカリと補給
しておくコト。途中はほぼ何もありません。
炎天下を歩く際は是非、水分補充を勧めます。

バス停からは観光案内所で貰った、アバウト極まりない地図を
頼りに徒歩20分。それらしい杜が現れます。

裏参道から入ると、いきなり本殿。
正面に回ると、高速まで表参道が伸びてます。

 
一の鳥居


その昔300m弱の参道があったモノの山陽自動車道・防府バイパス
建築のため50m弱を縮小せざるをえず、石造物を移設したそうです。

他の場所でも見たことある形態。
玄武の背中は石碑を載せるのに手頃なんでしょうな。

うぶ神さま


二の鳥居


由緒


御祭神 玉祖命
岩戸隠れの際に、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)を造り
玉作部の祖神。別名を櫛明玉命(くしあかるだまのみこと)とも。
出雲の玉作湯神社で勾玉を作り、この地で神避ったのかも。
天孫降臨の際ニニギに附き従って天降るよう命じられ、
天児屋命(あめのこやね)、布刀玉命(ふとだま)、天宇受売命
(あめのうずめ)、伊斯許理度売命(いしこりどめ)と共に
五伴緒(いつとものお)の一柱として随伴したそうな。

一之宮の第一号
平安時代998年の出来事として今昔物語集に一之宮として
記載があり、これは全国で最初の記載だそうな。
 
占手神事
神社境内の神門前の石畳の上で行われている。社伝によれば
仲哀天皇が熊襲征伐に行かれる途中に、玉祖神社を参拝して
祈願され、戦の吉凶を占われたのが始まりと言われ、真夜中に
行われていたので、「夜の神事」と呼ばれていたらしい。
また、その神事が相撲の形によく似ていることから占手相撲とも
呼ばれているそうな。
昔、相撲は占いとしても執り行われたのでしょうな。

目が特徴的で、随分と円やかな表情です。



社務所                      手水舎

 
こちらは形状そのものが丸く、上向きです


 
 
神門


 
不思議な神紋。国津神系の亀甲を勾玉で囲んでます。
 
放生池

またも玄武
 
拝殿

 
本殿

 
拝殿と本殿

 
宝物殿

 
黒柏


天岩戸で天照大神のために啼いた鶏は、この佐波エリアを
原産とする黒柏であったと伝えられているそうです。
 
真っ黒な毛並みが凛々しく美しい、鶏です。
 
 
玉岩窟


玉祖命の墓とも。やはり神社と祭られている神様の
お墓は別モノなんですな。
 

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