2009年1月12日月曜日

都都古別神社_八槻

 
行って来ました。奥州国の一之宮。
福島県東白川郡棚倉町大字八槻字大宮224
 

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JR水郡線近津駅から南に徒歩15分弱。
国道118号線沿いに鎮座してます。
江戸時代には近津三社(馬場都都古和氣神社・
八槻都々古別神社・近津神社)と総称された
都々古別三社の“中宮”にあたります。
 



 
一の鳥居

 
社号標

 
由緒

 
御祭神
味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)
大国主命の子。神名の「スキ(シキ)」は鋤のことで
鋤を神格化した農耕神のようです。
下野国一之宮、二荒山神社の御祭神でもある。
また別名を迦毛大御神(かものおおみかみ)とも
云われ、賀茂社の神の意味でもあるようです。
となると上賀茂神社の祭神、賀茂別雷大神と同じく
雷の霊力も有していたのかも。
その影響力は絶大であったのだろうと思われます。
 
相殿に配祀 日本武尊
社伝によれば、日本武尊が八溝山に東夷の大将を
討ったとき、天御中主神・高御産巣日神・神産巣日神が
示現した。三神が建鉾山(白河市表郷三森、都々古山
とも)に隠れたとき、日本武尊が矢を放ち、その矢が
着いたところを「箭津幾(やつき)」と称し、都々別神社を
創建したと云う。
日本武尊が千度戦って千度勝ったということから
八幡太郎源義家が「千勝(近津)大明神」と改めたそうな。
近津=千勝とは思いもよらない変化ですな。
 
夫婦杉

 
呪術的なオーラが漂う狛犬

吽形の方は人懐っこい表情

 
手水舎

 
随身門

 
拝殿側からみた随身門

 


 
木鼻を代表に、細かい細工が施されてます。









 
随身門の天井画


 
随分と頭の重そうな狛犬


 
拝殿


 
境内内にある、何か?

 
本殿






 
皇朝工祖神社

 
熊野神社

 
金毘羅神社・北野神社

 


 
社務所

 
国道118号線より

 
御田植の説明

 
境内が随分と大きいが、構造物は然程多くない。
昔は神仏習合の絡みで寺院なども同じ境内に
あったように思われる程、ゆったりと配置されている。
 
馬場の都都古和氣神社と一之宮を争った経緯が
あるようだが、馬場には棚倉城址もあることから
ここ八槻の都都古別神社を馬場に分祀したと考える
のがスマートな気がするが、どちらも信仰を集めて
いたのは間違いないと思われる。
 

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