2008年3月19日水曜日

経島

 
日御碕神社の近くには天然記念物であるウミネコの繁殖地
経島(ふみしま)があります。
出雲風土記には「御厳島」との記載があるそうです。
 
この経島は日御碕神社の日沈宮が御鎮座される霊域として
古来何人も登ることを許されません。
が毎年8/7の夕日の祭典のために神職が渡島するのは
例外だそうです。







送信者 徒然









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近辺は特殊な土地で柱状節理をした石英角班岩です。
 
簡単に云うと地層が風化を重ね棒のようになった岩が
折り重なっていてちと力を加えると、簡単に剥がれます。
沢山のお経を積み重ねたようにみえるため「お経島」とも
云うそうです。
 
個人的には、美しいモノというより、地球のパワーをただただ
畏れると云った印象を強く受けました。

2008年3月17日月曜日

日御碕神社

行って来ました。島根県の西に。

当初は全然行くつもり無かったのだけど、折角なんでと云うことで。
日御碕(ひのみさき)神社は天照大御神を祀る神の宮と素盞嗚尊を祀る
日沈宮を指します。

出雲風土記では美佐伎社と記載されていた社です。

驚きました!
その荘厳さは然るコトながら伊勢神宮と対になる神社と云うではないですか!!
何でも伊勢神宮は日中の神様。それに対して日御碕神社の日沈宮は夜中の神様。

んー確かに。位置的に見た場合、日が昇る東に位置する伊勢神宮が日中で
日が沈む西に位置する日御碕神社が夜中と云うのは納得。

しかも日沈宮は素盞嗚尊を祀る日本の総本宮らしいです。
(おそらくは隠ヶ丘の逸話が根拠なのでしょう)
 

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門の両脇には木製の狛犬がいます。


年季が入っているために、寄木である様がよくわかります。



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2007年の4月に正遷宮を行い、綺麗になってます。
どこかで感じた雰囲気があるなーと思ったら家光が手を
入れた権現造。 東照宮ほどではないにしても、建物の
気配は似てます。

頼朝寄進で国宝の白糸威鎧やら、かなり大きな信仰を
得ていたコトが 判ります。

また宮司の祖先として天葺根命を祀る林神社も近くに
あるようですが、今回は 訪問できませんでした。。。
(気付かんかった・・・)
 
今の宮司さんで98代だそうです。これほど先祖を遡れる
一族も珍しいんだろうね。。。





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また境外の宇竜港の近くには小さな社が。兎の彫物が印象的です。


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外れた場所ではありますが、要所として大きな神社が祀られ
人々の信仰を 得ているコトに妙に感心してしまいました。。。

境内には御守所があり、魔除としての土鈴があります。


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珍しい形でしたので、迷わず購入致しました♪


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2008年3月15日土曜日

稲佐の浜・弁天島の社


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日本の渚100選でも選ばれた綺麗な浜
 
この浜は島根半島と三瓶山を繋ぐ綱として出雲風土記の
「国引き神話」に記載されているそうです。
なんともスケールの大きな話ですな・・・



送信者 Water

 
弁天島


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豊玉毘古命を祀る社があります。が一般人が渡る手段は無いようです。 
なんとも気に入った写真が撮れました♪
 

2008年3月14日金曜日

八大荒神社



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詳しいことはよくわかりませんが、「荒」とあるので素戔嗚命関連と思われます。
が、今回初めて狛犬に出会えた喜びが大きかった場所です。


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この狛犬は後足を張り、そのまま尻尾まで立っている形態。
 
初見は「長方体の石を、少ない彫りで狛犬に仕立てた手抜きか?」と
感じました。が、どうやらこの地方のスタンダードではスタンダードな形態のようです。


送信者 Shrines

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2008年3月13日木曜日

手斧神社


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祭神は手置帆負命・彦狭知命とありますが、聞いたコトのない
神様ですな。
 
この神様は天の岩戸神楽の材木を伐って宮殿の造営
その後大国主大神の宮殿である出雲大社の造営にも奉仕したそうです。

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が、ちと離れた場所にあり、登りもキツかったので断念…
 

2008年3月12日水曜日

出雲の阿国詣で


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出雲大社の近くに阿国関連の史跡が幾つかあるってのと
時間があったので日御碕神社方面にと云うことで出雲大社の
バスターミナルから西へテケテケと歩いて行きました。
 
歌舞伎の創始者として「出雲の阿国」と云うのは日本史で
習いました。
巫女さんであったようだというのも小耳に挟んだことがありました。
が、その最期とは?に関しては???
 
その謎は、今回の散歩で判明しました。
出雲に戻ってきて尼さんとなり、静かに過ごしたようです。



詳しい場所は 200803_出雲



詳しい場所は 200803_出雲



詳しい場所は 200803_出雲



詳しい場所は 200803_出雲



送信者 200803_出雲



詳しい場所は 200803_出雲



詳しい場所は 200803_出雲

 
於国塔が立つ丘からは稲佐の浜も良く見え、良い場所です。


詳しい場所は 200803_出雲



詳しい場所は 200803_出雲



詳しい場所は 200803_出雲



詳しい場所は 200803_出雲
 
お墓も塔もそうですが、よく手入れがされています。
地元の人の誇りなのでしょう。
  
また玉垣に彫られた名前を確認すると歌舞伎界の大物が一同に
介してます。阿国あっての歌舞伎なので、尤もではあります。
   
阿国と云う人が存在したことで、歌舞伎と云う日本が誇れる文化が
生まれたと云うことは非常に感慨深いモノがあります。
 
今、島根県では出雲阿国座というハコモノを作って観光客を呼びよせようと
公的な動きがあるようですが、住民の皆さんは反対しているようです。
滞在中目にした新聞にありましたが稼動日数が180日ってのは、素人目にも
無茶な気がしますな。日本武道館のメインアリーナでも65%強というのに・・・
 
こんなハコモノを用意するよりは、まだまだ余地が残されている史跡などを
アピールするための地図や、海外の方にも理解できるよう英語の案内板を
随所に設ける方が、観光客を多く集めるためには余程有効と思いますな。
 
今回も、知らんかったから足を運ばなかったけど、後で知ってガッカリ・・・
ってのも結構ありましたからなー。
 
執政と住民の距離が埋まって、より観光客に優しい土地になって欲しいと
切に願います。
 

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